バス釣り

なんといってもRitaなわけだけれども。これはまぁ僕の趣味なんでここでは省略しよう。

クソつまらないと思っていた彼らの日常会話なのに、最後には少しのことで笑えてしまっていた。内輪のギャグだから、そのものにおもしろさがそれほどなくてもいいんだろうな。内輪を感じさせるのが大事……というか、あれだけ長く読ませて何も感じさせられないんじゃプロじゃないけど。

エロゲとしての特性もこのさいはぶくとして……。

ここにきてずいぶんとスッキリまとめたよなって気がする。だから鍵っぽいかと言われたら違うと言いそう。けど鍵っぽくないかと言われたら鍵最高と叫んでしまうかもしれない。

正直クラナドは長すぎてよく覚えてないんだ。だから長さ的にリトバスは好き。

たぶんタイミングとかゲームの長さの問題だと思うけど、集中力の長く続かない僕は鍵で泣くことができない。どうなるのかとか、メタファーの意味とか、そういうものを分からなくても考え始める。そういう話の筋への期待とかってのは、あんまりやりすぎるとおもしろくなくなっちゃって、できれば最後までノンストップで行ってくれたほうが最後に泣けるし、名作だったと感動できる。

だからリトバスは僕にとって「いい鍵ゲー」だったと思う。絵はクラナドのほうが好きだけどな。いや、京アニ補正がかかってるから信じないで欲しいけど。

だからリトバスはアニメ化したら泣く。間違いなく。


追記。

書きたかったツッコミ忘れてた。

これも僕の個人的な趣味だけど、やっぱりテキストより映像とか音響表現のほうが好きなんだよ。曲は好きだけど絵的な面ではとくに鍵って好きじゃないから、それで物語へ入るときに障害になる。いたる絵は見慣れたというレベル。

くるがやさんルートの演出で文章が点々と複数表示されるところあったけど、あれ好き。あんまりやると「よめねぇよ」ってなるだろうけど。

けど、ひとつの文章が真ん中に表示されるやつがいっぱいあったよね。kanonの「ゆめをみていた」みたいな。あれは各ヒロインのルートすべてで統一するべきだと思った。バラバラだと統一感がないから。使うなら少し使うべきだし、みんなに使うなら統一だけはするべきだったかと。表現が違うのはなんか意味があるのか? 下から出るのと上から出るの。

あと何のせいか知らないけどレコーディングが悪すぎるような感じがした。声がよく割れてたし、聞き難いところがいくつかあった。電話口の加工もなんとかならなかったのかなぁ。

何より悪かったのは、リバーブだか知らないけど音声が響くところがあったよね。あそこの音声の切り方が最低で劣悪だった。セリフの節々がブツブツいってて、最後もブツって終わる。あれじゃあ感動するもんもしない。もうちょっと丁寧に作って欲しいと思った。

音声ありのセリフ中にBGMの音量を下げる機能があるけど、あれも好きじゃない。とりあえず機能無効でプレイするんだけど、そうするとエンディングの歌が音量少なすぎることに。これもストレスだった。セリフの音量も妙に聞き難いところがあるしなぁ。音関係作るところ変えたほうがいいと思う。