面接とコーラとワイン

酔いが回ってきた。

コーラにワインを入れて(ワインにコーラを入れて?)飲むとおいしいと言う噂を聞いて試したことがあります。おいしいです。

なのでせっかくだから、また飲んでます。おいしいです。

もう就職活動したくないです。今回で最後であって欲しい。

と言っても、もしかしたらすぐに就職活動再開するかもしれないですよね。会社がいつまでもあるとは限らないですし、転職したくなるかもしれない。同じところにずっと勤めていたいなどという願いは、僕のような不勉強でかつ頭の悪い人間には不可能な話です。

3年以内に辞める人間が多いって言うけど、三年も勤めれば充分と言うような気もする。僕だって、本当なら同じ会社でずっと定年まで働きたい。それでも3年という時間には共感できるものがある。

せっかく教育した新入社員がそんな短期間に辞めてしまうと言うのも、経営者からすれば問題だと思うけど。

あー、つまらない一般論を書いてしまった。

とは言っても、普段からおもしろくない自分語りしているだけだ。

それにしても、文章を繋げているだけでも賢さみたいなのは分かるものですよね。なんとなく。この場合は愚かさなんでしょうけど。おもしろい言い回しも思いつかないし、そもそも、伝えたい何かがあるわけでもない。さて。


面接で「普段からそんなにおとなしいのか」と言われたんだ。

だけど面接でおとなしいなんて、当たり前じゃないか。

とは言え、僕は家族からも普段からおとなしいと言われ続けている。

きっと僕の声は多くの場合内側に向いているのだ。

これは……もう幼少のころからそうだ(だったらしい)。小さなころから僕はおとなしかった。おとなしいと人に言われてきた。

それほどおとなしい人間だと僕自身は思っていない。どうしてそう見られるのかということは分かってはいるけど。

言葉にしなくては伝えたいことが伝わらないということがある。小さい子どもであれば、たとえばアレが食べたいとか、それが欲しいだとか、そういうことだ。僕はそういうことをあまり言ってこなかった。そういう記憶がある。

でもそれは我慢していたからじゃない。もしかしたら、心理学的には(あるいは一般的には)それを我慢と呼ぶのかもしれない。だけど自分で思い返して見る限り、僕にとって希望を口に出さないのは、それが重大なものではないからだ。

ようは恵まれた現代っ子の特徴なのかもしれない。

たとえばいくつかのものから、選ばなくてはならない時がある。僕は、そういうときどれでもいいと言う。具体的に言うと「べつに」という。「べつに」は僕の口癖である。

偶発的に選択されることに一種のおもしろさも感じている。この世の中の多くのことが偶然に(運命に)左右されている。そんなふうに僕は思っているらしい(いつかやった適職検査より)。

自分で選ぼうとすることによって、それを得られなかったときの失望を回避したいという思いもあるかもしれない。いろいろと理由は考え付くし、たぶんどれも正解なのだと思う。

ものを選ぶほどの知能を持っていない。あるいは自己を持っていないとも考えられる。またあるいは放棄している。考えることを。


コーラにワイン。あまり香りはよくない。アルコールとコーラのにおいが合わさって薬臭さが増す。ドクターペッパーとか好きな人は、おいしくいただけるかもしれない。

酔った勢いでしか文章を考えなしに書けなくなってしまったのだろうか。……。


僕は僕を曲げてでもポジティブな人間になろうと思う。くだらないのは僕の愚かさであって、ポジティブさやネガティブさではないのだ。

そう、僕はどういう性格であっても変わらない。そしてどうしても変われない。自分で変わったことを実感することもできない。


もっと自分の心と身体の声に耳を傾けたいと思う。

本当に疲れているのか。

本当につらいのか。

本当に死にたいと思っているのか。