宇宙戦争

今テレビでスピルバーグ宇宙戦争がやってますね。最高に胸糞悪い感じで、疲れてなければ楽しく見れるのでしょうが、新入社員の僕にはちょっときついです。

でも、ああいう群衆とか見てると変に感じますよね。日本人的感覚からすると(僕の勝手な偏見からすると)、やっぱり「終末の過ごし方」みたいなもののほうが、自然に感じる。

あれも意図的に描かないだけで、背景には暴動とかそういうことも匂わせていました(たぶん)。どこかのレビューでも、あまりに日常的にすぎるってことが言われていましたね。

満員電車や、過酷な労働にしてもそうですけど、日本人はそうした辛いことに対してすごく強い……というか、いや身体は弱いんだろうけど、要は我慢強いってことなんだと思います。

こうやって文章を何気なく書いている間にも、我慢強さというものを肯定的意味で書ける。そのくらい共通に持っている(持たされている)感覚なんじゃないか、我慢強さって。僕くらいの不誠実な人間でさえ、忍耐や我慢強さというのは大事だと思ってる。


なぜ若い人が自殺するのか。それはきっと大切だと教えてきたことのなかに、多くの理由があると思う。

悪いことの中には、それほどないんじゃないかって思う。裏切りや妬みなど諸々の悪と、自殺はさほど結びつかないのではないか。

良いことの逆だからってのでもない。ただ純粋な良さ、秩序みたいなものが僕たちの中にあって、その延長線に、自殺があるんじゃないかと。

死ぬときは誰しも同じなのに、僕は静かに死にたいと思ってしまう。死に方は違っても、死そのものは、みな同じなのに。


世界が終わるとき、必死に生きようとする人はどのくらいいるのだろうか。きっと大多数は生きようとするだろうけど、きっと何割かは、どうでもいいって思っちゃうんじゃないのか。


なんか展開が落ち着いてきたな。残念。自分ってけっこうパニックモノ好きなのかもしれない。


追記

久しぶりに映画なんてみたけど、いい映画じゃないですか。