図書館の一覧性

図書館の開架のよいところは一覧性だという話を昔、まだ三年生で来年もあるのにアメリカに勉強しに行くとか言って行っちゃったゼミの先生が言っていた。ひどいや栄美ちゃん! perlやりたかったのに! でもそのおかげで次の年にExcel VBAかなんかやらされて、それが元でVBプログラマとして(なぜか)採用されたのだった。世の中って分からないですね。

それで、図書館のなんたら分類で分けられた本棚という物理的な空間で背表紙のタイトルのみを頼りにすることによって偶然の出会いがどうとかって話をして、それとGoogleやらAmazonみたいに買ったりチェックした情報(本)を他人の買ったりチェックした情報とアレして見せてくれるってのは、いったいどっちがより必要な情報に近いんだろうねっていうことを論じようと思ったんだけどさすがFランなのでやめた。

Amazonには偶然の出会いがないかっていう話だけど、どうなんだろうね。調べないと分からないし、調べないから一生分からないね。

なんにせよ、偶然が繋ぐ縁というのが、はたして繋がらなかった他の未来に比べてよかったのか悪かったのか分からないので、酔った勢いで「神は越えられぬ試練を与えたりはしない」とゼミのお別れ会で語ったらネタじゃなくてマジに受け止められたりしがちな僕の人生も、よかったのか悪かったのか分からない感じです。

死後さばきにあう!