時間しかない

時間がないって考えて、計画的に生活しようってことばかり考えてる。そうすることをやめたいって思うのは僕の逃避なんだと思うけれど、じゃあ僕が逃げる先は他にあるんでしょうか。

僕が好きにできるのは時間しかなくて、しかもその時間だって僕は多くの人に与えてもらってる。逃げ込める時間というのは今しかなく、その逃げてしまいがちな時間にどれだけの精神的成長を遂げられたかが、まさしく就職活動においては大事。

逃げ続けるとどこに着くんだろう。それを僕は見ることになる。飛んでった風船が木の枝に引っかかるみたいに、僕はいつか現実というものに引っかかり、動けなくなるというときがくるのだろうか。それとも、そのまま空に浮遊しながら、空気が抜けるのを待つだけなのだろうか。

大切なものは見つけられなかった。こだわりたいことなんて何もない。それに、みんなそんなもんだって思ってる。大人数というものが分からないと常日頃愚痴っているくせに、夢がないのはみんな同じだなんてこと考えている。そんな夢のある人に、自分はなりたかったんじゃなかったのか? いや、それだってみんな同じだ。きっと。

目の前のことが解決しないから僕は悩んでいるのだろうか。それとも目の前のものに取り組もうとする(または取り組もうとしない)自分自身について悩んでいるのだろうか。そして、ただ思い悩むことで解決する問題なんてないということを知っているのに、なぜそうしているのか。

普通の生活をすることは僕にとって価値あることだ。でももう無理そうだ。解決するならば、解決するだろう。解決しないのであればもう生活なんてどうだっていい。どーだっていいよー。