縁の緑

自分の部屋が信じられないほど暑くて、涼しい部屋で昼寝をしていた。寝るまで本を少し読んで、眠くなって寝た。起きるといつもどおり、寝起きの不安にぼんやりとする。大丈夫だと自分に言い聞かせる。大丈夫、まだ慌てるような時間じゃない。しかし、日曜の夕方の憂鬱なんていうもの、もしかしたら久しく感じていなかったような気もする。とはいえ、それが無ければないで、毎日にそれを感じるのだけど。そして僕は、こうやって日記に文章を書いて自分を慰め、焦燥をごまかすのだった。