何もないとき

もう駄目かもしれないなんて、ずいぶん短絡的なタイトルをつけたんですね、昨日の僕は。

僕が今こうなのも、まぁ一時的なものだなって分かってます。でも、この不調が一時的なものだからといって、その他が好調かというとそうじゃない。

結局のところ長い目で見て、不調だろうと好調だろうと、僕は何も作り出せてはいないし、技術が上がっているわけでもない。

ないものばかり見ても、そこは虚空であると、昔付き合っていた彼女も言っていた。そこは奈落だから、覗き込んではいけないと。

もちろん僕に昔付き合っていた彼女なんていない。