美しく生きたい

日記を書く。日記を。日々を。日常を。

午前二時を過ぎた。2:35である。明日は通常通り仕事だ。僕は夜更かしをしている。僕は明日、朝起きられる自信がない。今日の朝、台風だと言うので雨戸を久しぶりに閉めた、そのままだ。朝日が入らない部屋で僕は、おそらく起床することはできない。

僕は今日も仕事をしていた。仕事のない職場で、仕事のようなことをしていた。とはいえ、社会人一年目の人間などと言うものは、はじめから戦力になるわけではないし、そういうことを期待してもいけないと思う。それにしても僕は、会社で働く人間を戦力という言葉を使って表現することにすら嫌気を感じるくらい、労働というものが嫌いらしかった。

現在の仕事。具体的に言えば、学習用に与えられたシステム間移植プロジェクトを進めているか進めていないかの狭間でプログラミングを勉強している。もっと具体的に言えば、今日の午前中は、ほとんど文字列の数値チェックということについてばかり考えていた。結局、今まで量産してきた、思わず自分でも笑ってしまうようなコードを書き直して、似非クラス化して満足した。

VBでの開発は楽しいと思う(注:僕は2005と2008しか知らない)。しかしこれを使って、納期までに、素早く、効率的に仕上げろと言われたら、まともでいられるのだろうか僕は。確かにこれは楽しいけれど、そのために、あまりにも横道にそれすぎる。とはいえ、本格的な言語であったら習得にもっと時間がかかっていただろうことを考えると、VBを始めてよかったとも思える(注:思い出したけど、Excel VBAが初体験だった)。もちろん本格的と言うのは別にVBが本格的でないという意味ではなく、ただVBが簡単にいいかげんなものを作ろうと思えばすぐに作れる素敵なプログラミング言語であるという意味だ。それだけに、コードを書いているあいだ不安がよぎる。本当にこれでよいのだろうかと。

僕はシャワーを浴びていて、これからは「これ(たとえば卑屈な言動)をするのはやめよう」なんてこと言わないようにしようと思った。人はそんなに簡単に変わることはできないからだ。「これをするのはやめよう」なんて言い出すのはやめよう。そう僕は思ったのだ。