ゲーム制作について

というわけで、五時間近く人と会話して(ほとんど聞いていただけですが)、いろいろと刺激を受けました。僕自身が他人からの刺激というものに対して、どれほど鈍くなっているのかということがまず。

中身の話にならなかったのは、メインの話し手の人が現在執筆中の著作の設定を語っていたからだと思うけど、それにしたって、僕はまったくと言っていいほど、設定というものを考えていないなと思った。

それはたんに経験の差とか(書いた文章の量とか)、僕の劣等感というだけの話ではなくて(それが八割なんだと思うけど)、僕自身の文章の書き方そのものに問題があるのかなと。

僕の問題はいつだって問題を考えないようにすることにあると思う。←のような思考停止をすることで僕は文章を書き続けていられるのであって、問題を掘り起こす、問題を問い続けるという作業が本当にめんどうに感じる。というわけで、どういうわけで?

そういったわけで、僕はそれで設定というものを、そのリスペクトしている人と同じ程度練れるように訓練するかというとそれはない。それで何がリスペクトなのかというと、リスペクトという言葉の意味を知らないってことからして、僕の尊敬などというものはまったく何の根拠もないのだ。

ちゃんと作品を書いている人に当てられて、自己嫌悪が増した夜でした。